国連の南スーダンでのPKO(平和維持活動)

3月 26th, 2014 by addminz

国連の南スーダンでのPKO(平和維持活動)

2011年にアフリカ大陸のサハラ砂漠にまたがるスーダンの南部の地域が分離独立し、南スーダンとして193番目の国連加盟国となりました。

ただ、もともとこの独立は北部のスーダン政府との内戦の結果勝ち取ったものであり、またスーダンとの国境近くには油田が存在することもあって現在でも南スーダンとスーダンとの国境近くでは紛争が起きていて安定しているとはいえない状況です。

そこで独立直後の2011年から国連はPKO(平和維持活動)の一環として「国際連合南スーダン派遣団」を派遣しています。

この派遣団は南スーダンの治安維持や施設を整備するために活動しています。

この派遣団には複数の国の軍や警察によって構成されていて、そのなかには2012年から本格的な活動を始めた日本の自衛隊の隊員も含まれています。

このPKOにおいて、自衛隊も南スーダンの治安維持や紛争の結果生じた難民の保護、そしてその難民への医療といった任務に携わっています。

ただ、2013年12月にクーデター未遂事件が発生し、クーデターを失敗した勢力が内戦を起こしたことにより状況は悪くなっています。

PKO(平和維持活動)とは何かという話

2013年の12月南スーダンで内戦が発生し、その南スーダンで活動していた国連のPKO(平和維持活動)部隊の状況がにわかに悪化し、その流れで韓国軍の部隊と日本の自衛隊の部隊との間での「銃弾提供問題」が起きました。

ここではそもそもPKOとは何かという話をします。

国際的な問題において軍事的な衝突が起きてしまった場合、当事者の国同士が戦闘をやめない限りその衝突は終わることがありません。

深刻な国際問題

またたとえ戦闘が停まったとしても国境付近の状況が良くなければ再び衝突が起きる可能性が残ります。

そこで国際的な組織である国際連合が第3者の立場として、国境地帯で停戦が行われているのかを監視したり、紛争地域で発生した難民などを保護する部隊を送り込むことで平和への足がかりとなるための活動がPKOです。

日本では1990年代に入ってから自衛隊をこのPKOに参加させるための議論が始まり、議論の結果制定された「国際平和協力法」により、1992年のアフリカ大陸のアンゴラでの選挙を監視するPKOから参加を始めました。